防犯カメラのレンタルと購入どちらがお得なの?

防犯カメラレンタルと購入どっちがお得なの

防犯カメラを導入するにあたり、初期費用を安く抑えたい、短期間のみ利用したいなど、様々な要望があるかと思います。
そのような要望にマッチする使い方の一つとして「レンタル」が挙げられます。
今回は防犯カメラをレンタルする際の価格やメリット・デメリットについてご紹介します。

防犯カメラ レンタルと購入の価格比較

防犯カメラを導入したいけど、初期費用が想定よりも高い……。
一時的に防犯カメラを導入したい……。

そんな時にお役立ちするのが「レンタル」システムです。
「レンタル」と「購入」ではどちらのほうがコスパが良いのか?という疑問をお持ちの方は、下記から詳しく解説しますので是非ご覧ください。

防犯カメラ レンタルと購入の相場(2019年11月末時点)

レンタル設置場所初期費用レンタル費用カメラタイプ備考
A社屋外なし2週間6,050円〜アナログ最短2週間〜最長3年契約
B社屋外58,000円月額4,400円〜アナログ5年契約
消耗品交換や出張メンテナンスが無料
C社屋外20,000円3ヶ月15,000円〜アナログレンタル期間が長いほど割引率が高くなる
D社屋内94,000円1ヶ月13,500円〜アナログ
E社屋内不明1ヶ月6,000円〜クラウド
購入設置場所初期費用購入後の費用カメラタイプ備考
F社屋外179,100円〜なしアナログ
G社屋外75,000円なしアナログ追加費用なし
H社屋外128,500円〜なしアナログ営業が防犯設備士の資格を取得している
I社屋内79,800円〜なしアナログ
J社屋内19,800円〜月額1200円〜クラウド

こちらの表は、Googleで検索し、上位ページに表示された価格をチェックし、まとめたものです。

比較するとレンタルは初期費用が安くすむ代わりに、様々な費用が含まれている月額費用がやや高めとなっています。
購入する場合はその逆で、カメラ本体料金が発生するため初期費用が高くなりますが、月額費用は発生しない場合が多く、発生する場合でも、レンタルと比較すると安価で済む会社が多く見受けられました。

防犯カメラをレンタルするメリット・デメリット

防犯カメラをまだレンタルしたことがない方のために、レンタルすることによるメリット・デメリットを説明します。こちらをお読みいただき、レンタルするべきかどうかの判断材料にしてもらえますと幸いです。

防犯カメラ レンタルのメリット

  • 初期費用を抑えることができる
  • 短期間の利用が可能
  • 機器の耐久年数を気にしなくてよい

何よりも、購入する場合と比較して、初期費用を抑えられることが大きなメリットです。

中には、初期費用「0円」という企業もありました。

2週間や1ヵ月といった短期間の利用も可能なので、期間限定のイベントや、一時的に防犯カメラを設置したいときに最適と言えます。

また、短期間利用できる強みを活かし、費用を抑えた「試験的」な使い方もできます。

購入に向けてまずはレンタルで導入し、問題なければ購入を検討する……という目的で利用するのもよいかもしれません。

防犯カメラ レンタルのデメリット

  • 長期間利用する場合、買取よりもトータルコストが高くなる
  • 違約金が発生する可能性がある
  • 納期が長くなる可能性がある

月額費用の中にはカメラの月額利用料や保守料金が含まれるため、購入する場合よりも高くなることが多いです。

また、会社によってはレンタルの最低利用期間が定められている場合があったり、カメラの機種によっては他の現場からの返却を待つ必要があったりする可能性があります。

そのため、料金だけではなく、最低利用期間や納期についても確認することをおすすめします。

防犯カメラを購入する際のメリット・デメリット

それでは、レンタルではなく、購入した場合のメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。頭の中で理解されている方も多いかと思われますが、改めて書き出しました。導入後に後悔しないために、今一度整理してみましょう。

防犯カメラ 購入のメリット

  • レンタルよりもトータルでは安くつく
  • 購入時からメーカー保証があるため安心
  • 新品のカメラが手に入る

購入する場合、初期費用こそ金額が大きくなりますが、月額費用に関しては、アナログカメラは故障等が発生しない限りはかかりません。クラウドカメラの場合はクラウド利用料(※)のみとなり、レンタルと比較すると安くなります。

一般的には10カ月程度レンタルする場合は、購入したほうが安くなると言われていますので、初期費用の支払いに問題が無く、長期間カメラを利用する場合は購入することをおすすめします。

また、基本的にはメーカー保証が付いてくるため、初期不良が発生した際も安心です。メーカーによって保証期間が異なってくることや、カメラの取付については料金が発生する場合もあるため、購入前に確認するようにしましょう。

そして何より、未使用・新品のカメラが手に入ることが大きいです。お客様の目につきやすい場所にカメラを設置する場合は、新品を取り付けたいのが心情かと思われます。見栄えにこだわりたい場合は購入をおすすめします。

※クラウド利用料とは、クラウド防犯カメラを使用する際に発生する月額利用料のことです。
クラウド防犯カメラに関しては、以下の記事で詳細を紹介していますので、ご覧ください。

防犯カメラ 購入のデメリット

  • カメラ本体料金や設置料金で初期費用が高くなる
  • いずれはリプレイスが必要になる
  • 保証期間を過ぎた後に故障した場合、新規に購入が必要

屋内や屋外、性能などで大きく異なりますが、防犯カメラの本体料金に加え、アナログタイプのカメラであればレコーダーなどの機器が必要になります。

更に防犯カメラを設置するためには工事が必要なことが多く、カメラ台数が多くなる場合は、初期費用が数十万~百万程度まで膨らむ可能性があります。

また、防犯カメラの耐用年数は6年と言われていますが、メーカーの保証期間は1~3年が多くなっています。有料保証プランに入らない限り、メーカーの保証期間を過ぎた後は新しくカメラを購入することになります。

防犯カメラをレンタルするときのチェック項目4つ

ここまで防犯カメラの相場と、レンタル・購入それぞれのメリット・デメリットについてご説明しました。
その上でレンタルを検討されている際に確認しておきたい項目をまとめましたので、ぜひ目を通してください。

  • 最低利用期間があるのか
  • 違約金が発生するのか
  • 納期はいつになるのか
  • どこまでが無料保守範囲で、どこから別途費用が必要か

レンタル契約の後に知らなかった、聞いていなかったと後悔しないように、必ずチェックしましょう。

また、セーフィーでもレンタルを行っています。
現在は屋外用カメラと、ウェアラブルカメラを提供中です。屋外用カメラは取付金具が付属しているため、建設業界の方や、DIYの知識がある方であればご自分 でも設置することができます。
※設置場所によっては、工事が必要なケースもございます。

一般的な防犯カメラより画角が広くなっているため、他社カメラだと複数台必要な場所でも、1台で十分に撮影することができます。

まとめ

レンタルと購入で悩む際には、

  • 初期費用を抑えたい
  • お試しで利用したい
  • 短期間(10カ月以内)利用したい

という方はレンタルをおすすめします。

  • 初期費用を支払うことができる
  • 長期間(10カ月以上)カメラを利用する予定がある
  • 綺麗なカメラを設置したい

という方は購入をおすすめします。

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