お知らせ 広報より

セーフィー、渋谷区のスマートシティ化を目指す「データ利活用事業」に採択

パブリックスペースの有効活用に向け、本日より渋谷区立宮下公園内にて実証実験開始

 クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)が開発・運営する「Safie(セーフィー)」は、渋谷区がスマートシティ化実現のため、外部のデータや技術を活用した収集、加工、分析等のデータ利活用提案を募集する「データ利活用促進にむけた技術実証・実装支援事業」に採択されました。本日2月8日(火)より、コミュニティの利用傾向や利用者層の特徴を把握し、より便利で快適な公共空間整備の参考にすることを狙いとし、渋谷区立宮下公園内にて実証実験を開始することを報告いたします。

渋谷区データ利活用促進にむけた技術実証・実装支援事業について

 渋谷区では、基本構想に掲げる未来像「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」の実現に向け、区が抱える課題を的確かつ迅速に把握するためのデータ収集を進めています。区の現状を可視化・分析する「シティダッシュボード」をより実用的かつ実践的に活用できるよう、外部のデータや技術を活用した収集、加工、分析などのデータ利活用を進める(※2)ことで、区が推進するスマートシティ化を実現し、社会課題の新たな知見やソリューションを創出していきたいと考えています。

 クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」は、これまで映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や異常検知・予測、更には映像解析による業務効率化等の様々なソリューションを提供してまいりました。この度、渋谷区が公募したデータ利活用事業では、セーフィーの「クラウドカメラと映像解析AIを活用した利用者データの解析事業」が採択されました。Safieを活用することで、公共空間の利用傾向や利用者の推定属性を把握し、より便利で快適な公共空間整備に役立てることが期待されています。また、公共空間の利用者にとって魅力的な場所として創出し、利用者の生活を豊かにすることに寄与できるとも考えています。

 詳細は「SHIBUYA CO-CREATION HUB」公式サイトをご覧ください。
 https://shibuya-data.jp/

実証実験の概要

  • 実施概要:渋谷区立宮下公園に人流測定カメラを設置し、利用者数や利用者の属性推定データ等を分析する。
  • 実施期間:2022年2月8日(火)~ 2022年2月24日(木)
  • 実施目的:より便利で快適な公共空間整備の参考にするため。
  • 収集活用データ
    1. 公園内の実施エリアの利用者数
    2. 利用者の属性推定データ(性別/年代:子供・大人・年配者)
  • 実施エリア:渋谷区立宮下公園内
    1. パークセンター前エリア
    2. 中央階段前エリア
    3. カフェ前エリア
  • 活用予定カメラ:Safie GO(セーフィー ゴー)4台
  • 利用するAI解析サービス:Safie AI People Count(セーフィー エーアイ ピープル カウント)、AI交通量調査サービス「SCORER Traffic Counter」(※3)

※個人を特定可能な映像データは、上記解析以外には利用せず、利用状況測定後の保存期限(2022年3月31日)までに削除し、統計情報のみを保持します。

(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査」より
(※2)渋谷区【報道発表資料】データ利活用促進にむけた技術実証・実装支援事業の募集開始について:https://www.city.shibuya.tokyo.jp/assets/kusei/000059761.pdf
(※3)株式会社フューチャースタンダードが提供するAI画像認識を利用した交通量調査サービス

今後の展開

 今回の実証実験を通して、社会情勢の変化に合わせたパブリックスペースの有効活用のため、データ利活用を検討していくことが可能となります。ICTなどの新技術を活用して都市や地域が抱える諸問題の解決を図るスマートシティ化が進んでいる中、セーフィーではこうした潮流を踏まえ、生活者の「第三の目」として一歩先の未来を見据えた意思決定の機会を実現し、多様化するニーズに応えてまいります。

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