お客様により心地よく過ごしていただくための防犯対策。
スマホとクラウドカメラを活用した飲食店での導入事例

Bar El Rocío YOTSUYAは、四谷にあるシェリーとカクテルを楽しめるバーです。

(取材:2017年11月)

導入の決め手

  • お客様が気になることのない小さなサイズ
  • 価格が安価

導入目的

  • 無人時の食材・酒類納品の確認
  • 犯罪の抑止・防止
  • 遠隔で店舗の接客など状況確認

導入した結果

  • 動体検知により食材・酒類の納品時を簡単に確認できるようになった
  • 将来的に営業時間を増やすことを考えれるようになった

インディペンデントな飲食店では、業務の効率化や最適化が重要になります。今回取材した、四谷の隠れ家的バー「Bar El Rocío YOTSUYA」では、どのようにセーフィー対応カメラを使い、オペレーション改善に取り組んでいるのでしょうか。

「シェリー」を楽しむことができるBar El Rocio

2017年7月に四谷にオープンした「Bar El Rocío YOTSUYA」。ゆったりと寛げる隠れ家的な空間で、スペイン南部地方でつくられる酒精強化ワイン「シェリー」を楽しむことができます。そんな「Bar El Rocío YOTSUYA」を立ち上げたのは店主の上坂 安佐子さん。「シェリー」を売りにして、お店を始めた理由を教えてくれました。

上坂さん:純粋に「シェリー」がとても好きなんです。辛口から甘口まであるので、どんな気分やシーンにも合わせて飲むことができます。これまでバーで働いていて、いつか独立してお店を構えようと思っていました。その時にぜひシェリーを提供したいと思って、お店の売りにしています。

お客さんの視界に入らない「サイズ感」が導入の決め手

そんな「Bar El Rocío YOTSUYA」では、どのようにセーフィー対応カメラを活用いただいているのでしょうか。当初は、上坂さんが「カメラを設置したい」とテクニカル担当のスタッフに相談したところ、その方がネットニュースなどでセーフィー対応カメラを知り、上坂さんに紹介してくれたそうです。

上坂さん:自分がいない時間帯にもお店を開けることがあり、スタッフがきちんと接客できているのか気になったんですね。また、バーは深夜まで営業するので防犯も気になっており、カメラの導入を検討していました。そこで、もともとWebデザイナーをしていたスタッフに良さそうなものを探してほしいとお願いしました。

お酒を提供するお店ではトラブルに備えることが当たり前だと、上坂さんは語ります。お店を開けることを決め、カメラ導入の検討を始めたのは2017年7月頃。他社のセキュリティカメラと比較検討の上で、セーフィー対応カメラを選んでいただきました。決め手になったのは、価格とサイズだと語ります。

上坂さん:他社の製品をいくつか検討したのですが、カメラ本体が大きすぎて、お客さんに見えてしまうと居心地よく過ごせないのではないかという懸念がありました。その点セーフィー対応カメラを手にして、過去に知っていたのものと比べて小さいなと驚きましたね。サイズも気にならなく、価格も安かったので導入を決めました。

9月頃にカメラを導入し、現在はカウンターの後ろにカメラを1台設置いただいています。置く場所にカウンターの後ろを選んだ理由を次のように語ります。

上坂さん:入店するお客さんの顔が見れること、そして邪魔にならずお店全体を撮影できることを考慮に入れ、カウンターの後ろに設置しました。天井での設置も検討したのですが、置き場所がなかったので、今の場所にしたんです。

飲食店で起きやすいトラブルの抑止力に

「Bar El Rocío YOTSUYA」には5名のスタッフの方が在籍しています。その中でもテクニカル担当のスタッフと、店長の上坂さんが映像を確認しています。その頻度は週に1〜2回程度で、主な目的は無人時に食材・酒類の納品がある時の様子を確認するためでした。

上坂さん:スタッフがいない時間帯にお店に物品などを搬入してもらうことがあるんですね。問題がなければ映像を確認しませんが、出勤した時に店内に気になることがあれば映像を確認しています。

物品搬入時の様子を確認するだけではなく、店舗運営上に発生するトラブルの抑止力にもなっています。

上坂さん:飲食店では無銭飲食などのトラブルが発生することがあります。何かあった時に映像が記録されていれば、クラウドから映像をダウンロードして警察に証拠として渡すことができますよね。

2つの目的でカメラを使用されている上坂さんですが、実際にカメラを導入してみて、どのような点に便利さを感じているのでしょうか。

上坂さん:従来のセキュリティカメラと異なり、スマホアプリでどこにいても確認できるのが便利ですね。動体検知機能では、何かが動いていると検知され録画映像にピンが立ちますが、どこのタイミングで誰が来たのかという詳細までわかると助かります。

フィードバックありがとうございます!さらに使いやすいカメラにしていくために、この声を生かして開発を進めてまいります。

最後に、カメラの今後の活用方法を教えていただきました。

上坂さん:今後正社員が入れば、定休日をなくして営業時間を長くしたいと考えています。店舗にいない時にお店の状況を確認するために、今後も利用していきたいです。

※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容は、2018年2月公開当時のものです。

お話を伺った方

Bar El Rocío YOTSUYA