店舗の問題発生時にすぐさま対応
シェアサロンプラットフォーム「GO TODAY SHAiRE SALON」のセーフィー活用方法

GO TODAY SHAiRE SALONは、「美容師にエンパワーメントを 美容室にエンターテイメントを」をミッションに掲げるシェアサロンプラットフォームです。全ての店舗にセーフィー対応カメラを導入しセキュリティ対策に取り組んでいます。

(取材2020年8月)

※Safie Visitorsについては、2022年11月末をもって新規販売を終了しました。

導入の決め手

  • 自社製品販売の構想がありSafie Visitorsを契約した。
  • 今後は防犯だけではなくお客様の属性分析やマーケティングのために活用していきたい。

導入目的

  • 備品の故障や盗難、防犯目的のために導入
  • 24時間利用できるお店の出入り確認

導入した結果

  • 複数店舗を一覧で管理でき、混雑状況が確認できる
  • 「シェア機能」を活用し閲覧権限の集約や、問題発生時にコミュニケーションマネージャーが確認できる体制作りができた
  • 共有の備品が壊れた際、問題の特定につながった

2017年創業のGO TODAY SHAiRE SALONは、フリーランスの美容師・美容室のためのシェアサロンを渋谷・表参道を中心に、横浜、名古屋、心斎橋など全国16拠点で展開しています。

近年さまざまな領域で浸透しつつあるシェアリングエコノミーの考え方を美容業界にいち早く取り入れ、所属する美容師は現在250人を超えているそうです。集客方法などは美容師ごとに委ねられており、美容師の新しい働き方を支援しています。

今年8月には、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、W venturesを引受先とする第三者割当増資などで、総額10億円の資金調達を実施。今回お話を伺ったGO TODAY SHAiRE SALON のCNO(チーフなんでもオフィサー)萬代康尊さんは、今後数年内に店舗数を倍にしたいと展望を話します。

萬代さん:今後は、GO TODAY SHAiRE SALONのアプリ開発に取り組む予定です。アプリ登録だけでフリーランスの美容師が働けるような仕組みを整備し、アプリ上で決済や売上管理、施術に必要な備品の仕入れなどができるようにしようと考えています。お客様に対しても、同一アプリ上で決済できるようにしつつ、自社で開発しているシャンプーなどの販売ECサイトも準備していく計画です。

24時間稼働の16店舗を一挙に管理

GO TODAY SHAiRE SALONは、代表取締役の大庭邦彦さんが前職でセーフィー代表の佐渡島と知り合ったことをきっかけに導入に至ったそうです。現在、全国16の店舗で導入されているセーフィー対応カメラは、主に防犯の目的で設置しています。

萬代さん:基本的に契約している美容室や美容師であれば自由に出入りできるバックルームに1台、フロアには広さに応じて2〜3台のカメラを設置しています。備品の故障盗難夜間の出入り確認問題が発生した時などに確認しています。

多店舗展開を行なっている美容室であればほとんどが導入しているという防犯カメラ。半数以上の店舗が個室になっているGO TODAY SHAiRE SALONでは、カメラがあることで役立っていることが多いと萬代さんは話します。

萬代さん:GO TODAY SHAiRE SALONの店舗は、渋谷モディのような館の開館時間などの制限がない限り、24時間自由に利用できます。深夜の利用は多いわけではありませんが、人の出入りがあるため店舗状況の確認に役立っています。

これからは顧客の属性分析やマーケティングのために

一覧で各店舗の様子を同時にリアルタイムで確認できるので、とても管理しやすいですね」と語る萬代さん。混み具合の確認のほかにも、店舗内で発生した問題の原因特定のためにセーフィーのカメラを使用することがあったそうです。

萬代さん:以前、名古屋にある店舗のバックルームに置いていた共用の備品である椅子が壊れていたことがありました。その際はセーフィーのカメラで確認できたので、問題の特定につながりました。

閲覧権限は店舗ごとに配属されている運用部門を担当するコミュニケーションマネージャーなども確認できるような仕組みにしているため、店舗内の問題にすぐ対応できるそうです。セーフィーのカメラで撮影した映像は、週に1〜2回ほどPCで確認するようにしていると言う萬代さん。特に役立った機能についてもお話いただきました。

萬代さん:いくつかある機能のなかでも、シェア機能がとても使いやすいですね。一つのアカウントに閲覧権限などを集約できるのはとてもありがたいです。コミュニケーションマネージャーも問題が発生した時に確認できるようになっています。

最後に、今後の活用方法や展望について伺いました。

萬代さん:渋谷モディの店舗は現在多くの所属美容師の方々に利用していただいていますが、オープン当初は自社開発製品の販売などを中心に行うスペースとして運用する予定でした。その構想があったので、GO TODAY SHAiRE SALONは顔認証で顧客を分析するSafie Visitors(セーフィービジターズ)を導入しています。

今後、自社開発製品の販売店を出店した際には、お客様の属性分析やマーケティングのために、Safie Visitorsのサービスを最大限活用していきたいですね。

※Safie Visitorsについては、2022年11月末をもって新規販売を終了しました。
※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容は、2020年8月公開当時のものです。

お話を伺った方

GO TODAY SHAiRE SALON CNO 萬代康尊さん