不在時に庭に訪れる動物をセーフィーで特定!
外出先でもスマホから楽しむ活用法も。

テクニカルソリューションズ株式会社は、複雑な生産・在庫管理問題に対して、現場改善から高度な数理技術によるシステム改革まで、具体的な課題解決策をご提供するソリューション企業です。

(取材:2017年11月)

導入の決め手

  • リアルタイムで遠隔の映像確認ができるから

導入した結果

  • 自分でカメラを設置してその日のうちに撮影でき、リアルタイムでも確認できた
  • カメラの設置が自分でできるため、必要な時に必要なところで使うことができる
  • 海に設置してアカウミガメの産卵を記録するなど映像活用のアイデアが生まれた

セーフィーのユーザーの方に話を聞いていると、自分たちでは想像もできない使い方をしている方がいらっしゃいます。テクニカルソリューションズの勝呂隆男さんもそのひとり。

※画面が反転していますが、アプリからカメラの向きは調整できます。

なんと、庭に糞をする動物を見つけて追い出すためにカメラを活用いただきました!

動物はたぬきと判明。ナイトビジョンで暗闇でもはっきり見える映像を見せていただきました。

「適正在庫」を科学するテクニカルソリューションズ

勝呂さんは、テクニカルソリューションズ株式会社の代表取締役。同社は適正在庫を計算する技術を開発し、パッケージソフトウェアの販売を手がけています。三菱化学、三井物産、JR東日本などの大企業がクライアントです。

勝呂さん:収益目的ではなく、世界の幸せの総量の増大に貢献する技術開発と、その技術を世界に広めてhappyを増やすことを会社の理念に置いています。単に技術開発を行うだけではなく、それをソリューションとして届け、使ってもらうことを目指した企業です。

同社は「適正在庫」に対して科学的にアプローチすることで、在庫管理に対して新しいソリューションを提供しようとしています。

勝呂さん:在庫管理は多すぎても少なすぎてもダメです。もし在庫を多く持ちすぎると、経営者や財務管理部にキャッシュフローの面で怒られます。一方で在庫を減らしすぎると、営業から欠品が起きていると責められる。どっちに転んでも責任を問われる板挟み状態になっているので、それを救うのが適正在庫の技術です。

近年では、「流れを止めない」コンセプトに基づく技術開発に取り組んでいます。

庭に糞をする犯人を見つけるためにカメラを導入

そんな勝呂さん率いるテクニカルソリューションズですが、かつてセーフィーと同じビルのテナント仲間であったことからご縁がつながり、カメラの導入をしていただきました。

勝呂さん:以前コンサルティングの現場で、生産管理の一環としてセキュリティカメラの仕事をしてから、カメラ導入に関心はありました。当時はカメラ一式で100万円以上する上に、Wi-Fi対応すらしていなかった。セーフィー対応カメラのことを知り、技術の進化に驚かされたんです。

勝呂さんのカメラ導入には、ある目的がありました。勝呂さんは東京本社事務所の他に、葉山御用邸近くの場所に「葉山研究所えんじに庵」というスペースを所有しています。

勝呂さん:「えんじに庵」は、私ひとりの仕事場。別名、「男の隠れ家」です。集中して開発合宿をしたい時に、そこにひとりで篭って開発していたんです。歩いて10分で海に行けるので、途中で集中力が切れたら海まで走って…(笑)。

しかし、そんな勝呂さんの隠れ家にて、野生動物が庭に糞をするという問題が起きてしまいます。その原因を突き止めるために、セーフィー対応カメラを設置いただきました。

勝呂さん:ある時から、庭で動物が糞をするようになってしまったんです。最初はマナーの悪い飼い主がペットを散歩させる時にここで糞をさせていたのかと思ったのですが、近所の人に話を聞くと、どうやらそういうことでもないらしい。真実を知るために、いつも糞が残っているところが映るようにカメラを設置しました。

勝呂さんは、家の外の壁にネジ固定でカメラを設置し、窓のスキマから細いLANケーブルをつなぎました。1年半以上続いた「糞問題」は、なんとカメラを設置したその日に原因がわかったのです。

勝呂さん:設置した日の夜に自宅でiPad Miniで映像を確認していたら、モーション検知のフラグが立っていたんです。映像を確認してみると、糞をしていた犯人は「たぬき」でした!その後、セーフィー対応カメラの音を出す機能(トークバック)を使って「ここはトイレじゃありません」と呼びかけたら、たぬきは翌晩から来なくなりました(笑)。

様々なカメラの使い方を考え、実践。その可能性を切り開く

たぬきの出没がなくなったことで、勝呂さんは一度カメラを回収。次は海辺の自宅にカメラを置きます。

勝呂さん:自宅は海沿いマンションの最上階で、海がきれいに見えるんですね。外出先でもその美しい景色をみたいと思って、カメラを設置しました。葉山や逗子の海の様子をリアルタイムで確認できることは、サーファー向けにニーズがありそうですよね。

葉山や逗子のようなエリアはサーフィン目的で移住する方もいるため、その使い方もできそうです!

他にも、葉山の一色海岸でのアカウミガメの産卵の様子を記録するためにカメラを活用するなど、セーフィー対応カメラの新たな使い方を実践してくださっていました。

しかし、「えんじに庵」からカメラを外してしばらくすると、またたぬきが糞をするようになってしまったそうです。

勝呂さん:セーフィー対応カメラを再度設置したら、たぬきは糞をしなくなりました。きっとカメラがあることを認識して、やめたのでしょう。今後はダミーカメラに変え、たぬきを追い払う予定です。

現在、セーフィー対応カメラは会社のエントランスに設置され、セキュリティ目的で使用いただいています。

最後に、今後のカメラの活用法について教えていただきました。

勝呂さん:今は会社のエントランスのみに置いていますが、今後は、入居しているオフィスビルの一階の郵便ポストに設置して、荷物が届いたかどうかを確認できるようにしたいんです。いちいち一階まで書類が届いたかを確かめに行くのは手間なので。そのためにWi-Fiを飛ばす必要があるため、少し先になりそうですが実践したいです。

従来の防犯カメラ・監視カメラとしての活用だけでなく、ご自身で工夫されてさまざまなことに使ってくださっていてとても嬉しいです。今後も、セーフィー対応カメラの新しい活用方法を発見したら、ぜひ教えてくださいね!

※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容は、2018年3月公開当時のものです。

お話を伺った方

テクニカルソリューションズ株式会社

代表取締役社長
勝呂 隆男さん