採用サイト
募集職種
証券営業からエンジニアへ。実務未経験入社からの1年3カ月を振り返る ──開発本部 プラットフォーム開発部 オペレーションシステムグループ 大林史佳

証券営業からエンジニアへ。実務未経験入社からの1年3カ月を振り返る ──開発本部 プラットフォーム開発部 オペレーションシステムグループ 大林史佳

  • Engineer

2021/01/18

京都大学文学部卒業後、大手証券会社へ入社。地方総合職として4年ほど個人向け営業職を経験した後、エンジニアへのキャリアチェンジを目指して上京。プログラミングスクールにて開発言語などを学び、2019年9月、セーフィーにアルバイト契約で入社。その1カ月後に正式採用となる。社内及びパートナー企業様向けアプリケーションのフロントエンド開発、サーバーサイド開発などを経て、現在はオペレーションシステムグループのエンジニアとして、社内の各種業務系システムの開発・運用を担当。
前職は証券会社の営業職。プログラミングスクールに通っていたとはいえ、ほとんど未経験の状態でセーフィーのエンジニア職に採用された大林史佳さん。セーフィーにとっても初めての実務未経験者採用であったため、最初はアルバイトからのスタートでしたが、1カ月後には正式採用となり、現在ではフロントオフィスの業務系システムやパートナー企業様向けの管理ツールなどを開発するエンジニアとして活躍しています。
経験ゼロの状態からセーフィーでのキャリアをスタートした大林さんは、入社後の1年3カ月をどのように過ごし、どのような成長を実感しているのでしょうか? 営業からエンジニアへのキャリアチェンジに関する経緯なども含め、詳しく聞いてみました。

自分で手掛けた仕事が長く残り続けるエンジニアの仕事に興味を持った

──以前は証券会社で働かれていたそうですね?

大林:
就活の際には自分のやりたいことが見つからなかったので、とりあえず地元で働ける給与の良さそうな会社に入ろうと思い、地方総合職の採用枠があった証券会社に入社しました。入社から退職時まで4年ほど個人向けの営業職を担当し、富裕層の方々に証券や保険の提案をしていました。

──転職しようと思われた直接的なきっかけはありますか?

大林:
入社4年目のときに新人育成を任されたのですが、新人たちに対して仕事の意義を教えていく際に、私自身も「何のために働いているのだろう」と、改めて考えてしまったんです。証券業自体は社会的意義のある仕事ですが、私が毎日接しているのは富裕層の方ばかりで、1日に会えるお客様の数もせいぜい2、3人。私がどれだけ頑張ったとしても、その方々の資産が増えたり減ったりするだけなんですよね。

自分の仕事の幅の狭さや、社会的影響力が小さいことに疑問を持ってしまったことが転職のきっかけになりました。

──営業経験を活かして転職する方法もあったと思いますが、なぜエンジニアになろうと思ったのですか?

大林:
最初は業界軸や会社軸で転職先を検討していましたが、どの会社に入ったとしても「結局は仕事の内容が一番大切だな」と思い、職種からしっかり考えようと思い直しました。

その際、周囲の友人や先輩に様々な職業についての話を聞いて回ったのですが、たまたまエンジニアをしている先輩がいて、その仕事内容に興味を持ちました。エンジニアの仕事について詳しく調べてみると、「この仕事は自分の性格に向いている!」と感じたんです。

──エンジニアの仕事のどのような部分が自分の性格に合っていると思えたのでしょうか?

大林:
私は自分のことをコツコツと努力して結果を出していくタイプだと認識しており、ものづくりの仕事に合っていると思いました。また、前職では目の前にいるお客様にしか貢献できませんでしたが、ITシステムであれば、もっと多くの人の役に立てる可能性がありますし、自分の仕事の成果が長い間残り続ける点も魅力的だと感じました。

営業をしていたときは、その月にどれだけ頑張ったとしても翌月には新たな目標に向けてまたゼロからのスタートになってしまうので、自分で積み上げてきた仕事が毎月消えてしまうような感覚があって何となく悲しかったんですよね。

ベンチャー企業では珍しく「コツコツ努力できる人」を求めていたセーフィー

──その後、証券会社を退職されて上京し、3カ月間プログラミングスクールに通った後に転職活動をスタートされたわけですが、どのようなポイントを重視して会社を探しましたか?

大林:
前職で仕事の意義が見出せなくなっていたこともあり、今回は社会的な課題を解決するようなサービスに携われる会社を探していました。また、多くの人と同じ目標に向かって仕事ができる環境で働きたいと思っていたので、プロジェクトベースの常駐型ではなく、自社のサービスや製品を開発できる環境を求めていました。

──セーフィーを知ったきっかけについて教えてください。

大林:
プログラミングスクールのキャリアアドバイザーの方からの紹介です。最初は「企業サイトが綺麗だな」「防犯カメラの会社かな」という程度の印象でしたが、企業サイトを読み進めていくと防犯・監視以外の様々な導入事例が掲載されていたので、社会的意義の大きい事業を展開していることがわかりました。何よりピンときたのは、求人票の求める人物像の箇所に「地に足をつけてコツコツ努力できる人」と書いてあったことです。「まさに私のことじゃないか」と思いました(笑)。

他にも様々なベンチャー企業の選考を受けましたが、大抵は「スピード感を持って物事を進められる人を歓迎します」という感じだったので、セーフィーは他のベンチャー企業とは違った文化があるのかもしれないと思いました。

──確かにベンチャー企業が「コツコツ努力」というキーワードを使うのは珍しいですよね。面接なども含め、セーフィーの選考の印象はいかがでしたか?

大林:
面接は1回だけでしたが、技術的な知識を問われる質問に関しては、「わかりません」としか答えられませんでした。転職活動を始めてから最初の面接だったので緊張もしていましたし、帰り道に歩きながら「ダメだったな…」と思った記憶があります。

ただ、翌日に連絡が来て、「大林さんにはポテンシャルがあると感じているので、一度お互いに様子を見るためにアルバイトで働いてみませんか?」と言われました。セーフィーでアルバイトをしながら転職活動を続けてもいいという話だったので、私としても仕事内容や会社の雰囲気も確かめられると思い、アルバイトでの入社を決めました。

──未経験の方がITエンジニアになろうと思ったとき、教育・研修制度が整っている大手企業を選ぶ方が多いと思います。その点に関して不安はありませんでしたか?

大林:
多少の迷いはありましたが、同レベルの人と切磋琢磨するよりも、経験のある人たちの中で揉まれた方がいいだろうと思っていましたし、「何だかんだ言っても教えてくれるのでは」という淡い期待もありました(笑)。

──アルバイトで働いていた1カ月間、どのような仕事をしていたのでしょうか?

大林:
パートナー企業様向けのエンドユーザー管理ツールや社内向け管理ツールの刷新プロジェクトに関わりました。先輩エンジニアの方と一緒に開発を担当することになったのですが、私としては全く経験がなかったVue.jsとTypeScriptでの開発だったこともあり、とても苦労しました。ただ、最初は「ウチには教育とか全然ないから…」と言われていましたが、実際に質問したら先輩エンジニアが半日以上付きっきりで教えてくれましたし、業務時間中でも「これを読んで勉強していていいよ」と、私のために時間を作ってくれることもありました。

確かにきっちりとした研修プログラムはありませんでしたが、私としては「大切に育てていただいている」と感じることが多かったですね。また、大変ではありましたがコードを書くことの面白さも感じられるようにもなり、会社の雰囲気もわかってきたので、正式入社のオファーをいただいたタイミングで社員になることを決めました。

要件定義からリリースまで、プロジェクトの一連の流れを経験できた

──現在所属されているオペレーションシステムグループについて教えていただけますか?

大林:
セーフィーの営業やマーケティング周りで使用するSalesforceなどの各種業務系システムやツールの企画・設計・開発・運用・保守を担う部署です。現在は部長と私を含めて5名のエンジニアが在籍しています。

──入社から1年3カ月が経過しましたが、これまでに大林さんがセーフィーで取り組んできた仕事について簡単に教えてください。

大林:
大きく分けると前半の半年は、先ほどのVue.jsとTypeScriptを使った管理ツールのフロントエンド開発に取り組み、途中からはPythonとTornadoを使ったAPIの作成・改修といったサーバーサイド開発にも携わりました。

後半の半年はカメラのレンタル管理のシステム化プロジェクトに参画し、先輩エンジニアとともに社内各部署への業務ヒアリングや機能要件の取りまとめ、外部開発会社への発注、その後の調整や進捗管理、受け入れ・運用テスト、リリース後のデータ移行など、開発プロジェクトにおける一連の流れを経験することができました。

──エンジニアの仕事について、どのようなやりがいや楽しさを感じていますか?

大林:
入社から半年ぐらいまでは、プログラミングそのものや、純粋にものづくりができることに喜びを感じていましたが、現在はエンジニアの仕事を通じて会社の成長に貢献できることにやりがいを感じています。この先もセーフィーが順調にビジネスを拡大していくためには、手動オペレーションや属人化を極力無くしていく必要があります。

私たちオペレーションシステムグループが社内の様々な業務のシステム化を進めていくことによって、ビジネス成長の阻害要因を取り除くことができますし、会社の成長を支えていけるという実感もあります。

──フロントエンド開発やサーバーサイド開発、さらにはSalesforceに関わる一連のプロジェクトを経験するなど、1年数カ月の間に様々な仕事を経験されています。苦労も多かったのではないでしょうか?

大林:
正直、今でもわからないことだらけです(笑)。とくに最初のうちは「TypeScriptって何?Tornadoって何?」「Salesforceって何?」という状態からスタートしたので、インプットの量が多すぎてアウトプットが追いつかない状況が続いていました。少しでも業務でアウトプットができるように、自分で勉強することに加え、上司や先輩に対して「軽めのタスクがあったら私に任せてください」とお願いしながらここまでやってきたという感じです。

──技術・知識のインプットに関してはどのように努力していたのでしょうか?

大林:
プログラミングに関しては、私自身が直接業務で関わらないものであっても、先輩のコードを積極的に読むようにしていました。また、Salesforceに関してはオンライン研修を受講したほか、Trailheadという学習ツールを使って知識を増やしています。

──Salesforceの機能追加に関しては社内の業務を熟知している必要もありますよね?

大林:
そうですね。オペレーションフローに関する知識が足りていないことによる失敗も多かったです。自分では「よし、いける!」と思って進めても、他の業務に影響が出てしまって作り直しが発生することも珍しくありませんでした。ここに関しては社内の方々へのヒアリングを繰り返しながら、トライアンドエラーで経験値を積んできた感じです…。

──なるほど。レンタル管理のシステム化プロジェクトは大林さん自身にとって印象深い仕事になったようですね。

大林:
スタートからリリースまで約半年間のプロジェクトでしたが、最初のうちはSalesforceのこともわからないし、業務フローのこともわからないので、無力感ばかり感じていました。自分で調べたり、先輩に聞いたりしながら少しずつ知識を身に付けていき、次第にユーザーの方々の質問に自分一人で答えられるようになったときは本当に嬉しかったです。

プロジェクトが始まる前に比べ、社内の業務フローや自社の製品・サービスの知識、Salesforceの知識が格段に増えたと思います。当たり前と言えば当たり前ですが、やはり1つのプロジェクトに一貫して携われたことは私にとって大きな経験になったと思っています。

自分なりの切り口で課題を解決できるエンジニアに成長していきたい

──今後、セーフィーでどんな仕事をしたいと考えていますか?

大林:
今まではプロジェクトメンバーの一員として、先輩の下に付いて業務を担当することがほとんどでしたが、今後は自分がオーナーシップを持ってプロジェクトを進めていけるようになりたいです。まだまだ知識や経験が不足している自覚もあるのですが、自分なりの切り口で課題を解決できるエンジニアに成長していきたいと考えています。

技術的なスペシャリストということで言えば、セーフィーには凄い人がたくさんいますからね。その方々にはとても追いつけそうになくて…(笑)。スペシャリストというよりも会社の業務やプロジェクト全体を見回しながら最適化を図っていく仕事の方が自分に合っていると感じています。

──セーフィーの社風や文化について、印象的なことがあれば教えてください。

大林:
真面目な人が多く、誰もが責任感を持って仕事と向き合っています。何か問題が発生したら、みんなが「自分ごと」として解決しようとするんですよね。その分、一人ひとりの業務負荷が増えてしまっている部分もあるのですが、だからこそ私たちオペレーションシステムグループとしては、みんなの業務をもっと効率化していきたいと考えています。

──その他にセーフィーで働くことに興味を持っている方にアピールできることはありますか?

大林:
社会的意義の大きいサービスに携われることが大きいと思います。とくに昨今のコロナ禍でソーシャルディスタンス、リモートワークが推奨される中、セーフィーのソリューションは、これまでアナログだった建築現場などにも導入されるなど、多くの人が感じていた不安や課題を解決する手段として注目されています。

また、職場としてもベンチャーの文化と落ち着いた社風のバランスが絶妙です。仕事の裁量が大きくて様々なことに挑戦できる自由がある一方、ベンチャーにありがちなビジネスの不安定さも感じられませんし、若さだけで突っ走る感じもありません。

──最後になりますが、大林さんのように実務未経験からセーフィーのエンジニア職にチャレンジしようと考えている方へのメッセージをお願いします。

大林:
皆さん大人なので、聞いたことについてはしっかり教えていただけます。そこは本当に安心してほしいですね。ただ、私もそうだったのですが、周りの方々のレベルと自分のレベルを比べてしまうと無力さを感じてしまいがちなので、ある種の鈍感力のようなものを持って、気後れせずにどんどん質問などをしていった方がいいですね。

また、黙っていても次々に仕事が与えられるわけではないので、自分から「こんなことをしたいです」と声を上げていく必要もあると思います。声を上げた人に対してみんなでサポートしてくれるのが、セーフィーの良さだと感じています。

このエントリーをはてなブックマークに追加
tags