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「異才一体」を彩るスペシャリストたちの中で、人と人をつなぐことが特別なスキルだと気づいた ──企画本部 企画部 事業企画チーム リーダー 島田祐輝

「異才一体」を彩るスペシャリストたちの中で、人と人をつなぐことが特別なスキルだと気づいた ──企画本部 企画部 事業企画チーム リーダー 島田祐輝

  • Business Planning

2021/04/13

企画本部 企画部 事業企画チーム リーダー 島田祐輝
高専で情報工学を学んだ後、大学院ではシステム生命科学を専攻し、機械学習を用いた映像解析の研究に従事。新卒で入社した大手総合ITベンダーでは、WANやISPサービス、SIM等のネットワークサービスの販売促進業務を6年間担当する。会社や事業の将来性、自身の現状のスキルに不安を感じ、ベンチャー企業への転職を決意し、2018年7月セーフィーに入社。営業企画として入社するも実際は商品企画周りの業務を担当し、セーフィーのビジネスを支える様々なプロダクトの企画全般に携わる。2021年以降は事業企画チームのリーダーとカスタマーサクセスチームの業務を兼務し、部門の立ち上げと営業活動のサポート活動に注力している。
「Safie Pocket(セーフィー ポケット)」、「Safie Pocket2(セーフィー ポケット ツー)」、「Safie Visitors(セーフィー ビジターズ)」など、セーフィーを代表する様々な商品の企画を担当してきた島田さん。もともとは大手総合ITベンダーの社員でしたが、会社の看板に頼らずに仕事ができるスキルを身に付けたいと考え、ベンチャーであるセーフィーへの転職を決めたとのこと。
入社から現在までの約4年の間に、島田さんはどのようなスキルを身に付け、どのような成長を実感されてきたのでしょうか。セーフィー入社以降に担当された業務やプロジェクトのお話などを伺いつつ、島田さんの現在に迫ります。

6年働いて身に付いたのは、その部署で必要とされるスキルだけだった

──以前は大手総合ITベンダーで働かれていたそうですが、どのような仕事をされていたのでしょうか?

島田:
新卒入社から6年間、ネットワークの販売促進部門でWANやISPサービス、SIM、セキュリティアプライアンスなどの販売戦略策定やマーケティング、キャンペーン企画の立案などを担当していました。また、現場のニーズに基づいた企画を立てたいという思いもあったので、営業の提案に同行することも多かったですね。

──高専でプログラミングを学び、大学院では機械学習の研究をされていたということですが、配属部署や職種はご自身の希望だったのですか?

島田:
はい。自分で選びました。大学院までずっとPCを使って研究をしていたので、これ以上PCに向き合わなくてもいいかなと(笑)。今度は人と向き合おうと考えてビジネスサイドの仕事を選択したのです。

──仕事は順調だったのでしょうか? 転職を考えられたきっかけについて教えてください。

島田:
転職の理由は2つあります。1つは会社のビジネスに将来性を感じられなかったこと。自前で研究所を持っているような大企業ですが、研究している技術がビジネス化されていませんでした。私たちが扱っていたネットワーク製品も、自社の技術で開発されたものではなく他社から買ってきたものがほとんどで、それらをリセールするビジネスばかりが大きくなっていた印象があります。

──もう一つの理由は何だったのでしょうか?

島田:
私の抱えていた業務が大きかったこともあり、会社のジョブローテーションに組み込まれることもなく、入社以来ずっと同じ部署で同じ仕事を続けていました。その結果、6年働いて身に付いたのは、その部署で必要とされるスキルだけだったのです。そこにいる限り仕事は続けていけるものの、「会社の看板がなかったら誰も相手にしてくれないかもしれない…」という不安が次第に大きくなっていきました。今後の長い人生を考慮すると、会社の看板がなくても食べていけるスキルを身に付ける必要があると思い、今とは違う業界や領域に飛び込んで新しいスキルセットを獲得しようと考えました。

自分のバックグラウンドとの親和性が高かったセーフィーへ入社

──転職の際に重視していたことはありますか?

島田:
看板のない会社で自分を成長させるべきだと思い、転職活動の際もベンチャー企業しか選択肢にありませんでした。

──業界・業種としてはどのような会社を検討していたのでしょうか?

島田:
最初は自分の趣味である料理に携わりたいと思い、料理系のベンチャーなども検討しましたが、広告系のビジネス経験を求められることが多く、自分のスキルセットにマッチしていませんでした。新しいスキルを身に付けたいと言っても、ゼロベースからスタートすることには不安もあったので、ある程度は自分の知識やスキルとの親和性のある会社を選ぶ必要があると考え直しました。

──島田さんのスキルや知識と親和性のある会社、それがセーフィーだったということですね。

島田:
そうですね。セーフィーのビジネスは私が大学院で学んでいた機械学習やコンピュータビジョンに関係していますし、ビジネスのベースにクラウドがあるということで、前職で扱っていたネットワークの知識も役に立つのではないかと思いました。

──セーフィーがご自身のバックグラウンドにマッチしたビジネスを展開していたこと以外に、入社の決め手となった要素があれば教えてください。

島田:
他に選考を受けていたベンチャー企業は広告系が多く、人も社風もイケイケな印象があったのですが、セーフィーはそれらの会社に比べて落ち着いていたので、「こっちの方が自分の肌に合うな」と思いました。また、セーフィーは当時30人規模のベンチャーであったにも関わらず、「映像から未来をつくる」という壮大なビジョンを掲げていました。その一端を担うような仕事ができれば自分にとっても楽しいかもしれないと感じました。

セーフィーが初めてメーカーという立場でモノづくりに挑んだ「Safie Pocket2」では全てが手探りの状態からスタート

──島田さんはセーフィー入社後に、どのようなお仕事をされてきたのでしょうか?

島田:
入社時の肩書は営業企画でしたが、当時のセーフィーには商品を企画する人がいなかったので、次第に商品企画の仕事を任されるようになりました。2021年に入ってからは事業企画チームが立ち上がり、リーダーとしてチームの立ち上げなどを担当していますが、セーフィーでのキャリアは商品企画の方が圧倒的に長いです。

──商品企画の仕事について簡単に教えていただけますか?

島田:
新しい製品やサービスを立ち上げる際のプロジェクトマネジメントを中心に、どのような製品・サービスが求められているのか、売れるのか、といったマーケティング的な観点をベースにして製品の仕様を決め、要件定義などを行う仕事です。また、当社は規模も小さいので、料金体系の設定や販売計画も含めたビジネスプラン全般に携わることになります。大手の商品企画部門と比べると、担当する領域はとても広いと思います。

──島田さんが商品企画として携わった製品やサービスにはどのようなものがありますか?

島田:
代表的なところでは、2019年3月リリースの「Safie Pocket(セーフィー ポケット)」、2019年10月リリースの顔認証サービス「Safie Visitors(セーフィー ビジターズ)」、2020年7月リリースの「Safie Pocket2(セーフィー ポケット ツー)」などがあります。

──商品企画として携わった製品の中で、とくに印象に残っているものがあれば教えてください。

島田:
最も印象深かったのは「Safie Pocket2」の開発です。ウェアラブルタイプのクラウドカメラである「Safie Pocket2」は、セーフィーという会社が初めてメーカーという立場に立ってモノづくりに挑戦することになったハードウェアになります。私は商品企画担当として、「メーカーの責任とは何か」という部分から調査を始め、製品として適合させなくてはならない規格、パスしなければならない試験などを確認して申請を行うなど、製品に対して責任を負うメーカーとしてのモノづくりのプロセスを一通り体験することができました。

──法律に基づく業務やルール作りなども島田さんが担当されたのですか?

島田:
そうですね。たとえば製品に搭載するリチウムイオンバッテリーの取扱方法であったり、技適マークに関連する電波法であったり、製品の取扱説明書にびっしりと書かれている諸々の文言や注意書きがありますが、それらはすべて法律で記載が義務付けられているものになります。製品を販売するにあたって満たさなければならないルール、記載しなければならない表記などを調べ、自分で説明書のレイアウトを考え、文章を一から起こしていくなど、かなり泥臭い仕事もしていました。
何しろセーフィーは、それまでハードウェアメーカーとして製品を開発・販売したことがなかったので、そのような事柄を網羅的に知っている人が社内にいなかったのです。ちなみに「Safie Pocket2」のLPやバナー広告には、今でも私の写真が使われています(笑)。自分が広告素材になった製品という意味でも非常に印象深い仕事でした。

事業企画の立場から「テクノロジーの民主化」に貢献する仕事をしていきたい

──転職理由となった「会社の看板に頼らないスキル」は身に付いていると思いますか?

島田:
入社当初は商品企画に関する知識やスキルをほとんど持ち合わせていませんでしたが、さまざまなプロジェクトに携わってきたことで、製品の要件定義をしたり、開発陣と一緒になって製品を作り上げたりする経験ができたことは、自分の成長につながっていると感じています。また、それらのプロセスに付随して、サーバーとクライアントの構成に関する知識が身に付き、技術やアーキテクチャーに関する知見を深めることもできました。ただ、それらの個別の知識・スキル以上に、セーフィーに入社したことで、自分が以前から持ち合わせていたかもしれない貴重なスキルや能力のようなものに気づくことができたことも大きかったと思います。

──以前から持ち合わせていたかもしれないスキルや能力とは、どのようなものなのでしょうか?

島田:
セーフィーが大切にしているカルチャーの一つに「異才一体」という言葉があるように、当社にはさまざまな分野のスペシャリストが集まっています。ただ、各分野に特化したスペシャリストが多い分だけ、広い視野で全体を見られる人がまだまだ少ないと思っています。一方で私自身はビジネスにしても技術にしても「浅く広く」というタイプの人間だったので、セーフィーに入ってからは、スペシャリストたちの間にある隙間のようなものを綺麗に埋める仕事をしてきたという感覚を持っています。
ビジネスも技術も少しずつ知っていたので、いろいろな部署の社員とコミュニケーションを取ることができたし、そのことによって次第に周りの人たちから頼ってもらえるようになっていました。人に頼られることで自分の明確な存在意義を実感できるようになり、それこそ看板に頼らずに仕事ができていることにもなるのかなと。今では「浅く広くの自分で良かったな」と思っています(笑)。

──専門性の高いスキルを身に付けようとして転職したものの、スペシャリストが多いセーフィーに入社したことで、逆に人と人をつなぐようなゼネラリストのようなスキルが貴重であることに気付かされたということでしょうか?

島田:
まさにその通りですね。人と人をつなぐようなスキルは前職にいた頃から自分の中に備わっていたものかもしれませんが、セーフィーに入って周りの人たちから求められることで、「これって特別なスキルなのかもしれない」と、あらためて気付かされたような気がします。

──今年からは事業企画チームのリーダーということで、人と人をつなぐ島田さんのスキルがさらに発揮されていくと思います。今後、セーフィーで働いていく中で実現したいこと、成し遂げたいことがあれば教えてください。

島田:
前職時代に「クラウドはテクノロジーの民主化だ」と言っていた先輩社員がいたのですが、その方の言葉は今でも私の心の中に強く残っています。昨今は次々と新しいテクノロジーが生まれていますが、まだまだ実用化・商用化できていないものが多いですよね。そのような新たなテクノロジーを、多くの人が使えるようにする仕組みこそがクラウドだと思っています。
クラウドの一番のメリットは、誰もが気軽に導入できることであり、私たちセーフィーもクラウドを使ってサービスを提供しています。今後は事業企画の立場から、セーフィーのクラウドをベースとした既存サービスをさらに進化させていきたいですし、新しい事業やサービスも作っていくつもりです。そうすることによって、テクノロジーを多くの人にとって身近なものに変えていき、テクノロジーの民主化に貢献できるような仕事ができたらいいなと思っています。

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