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前例のないビジネスをデザインやビジュアルの力で加速させていく ──デザイナー 藤木まな

前例のないビジネスをデザインやビジュアルの力で加速させていく ──デザイナー 藤木まな

  • Designer

2021/06/24

デザイナー 藤木まな
多摩美術大学卒業後、新卒でイラストレーターとして制作会社に入社。2年後にフリーランスとして独立。フリーランス時の仕事でセーフィー創業者となる佐渡島、下崎、森本と出会い、自身も3人と同じ会社に入社。 3人がセーフィーを立ち上げた後も、製品パッケージのデザインなどを依頼される関係が続き、その流れのまま2015年6月にセーフィーへ正式入社。 アプリのUIやWebサイト、販促物のデザインなどを中心にセーフィー創業期のクリエイティブ業務全般を支え、以降もコーポレートブランディングや製品・サービスのビジュアルに関わる幅広い領域で活躍する。  (所属部門・役職はインタビュー時点のものです。)
セーフィーの創業期から、WebサイトやアプリのUI、販促物作成といった幅広いクリエイティブ業務を担当し、現在のセーフィーを形作るブランディングの基礎を創り上げてきた藤木さん。デザイナーを名乗りつつも、デザイナーの枠を超えて様々な仕事に挑戦してきた藤木さんのキャリアをお聞かせいただくとともに、現在のセーフィーのクリエイティブ業務の中核を担うデザインセンターの詳細や、セーフィーのデザイナーとして働くことで感じられるやりがいや楽しさ、今のセーフィーだからこそ経験できる「新しい市場を切り開く喜び」などについても詳しく伺いました。

創業者3人の仕事をズルズルと手伝っているうちに何となく入社してしまった

──藤木さんは3人の創業メンバーの後に入った一人目の社員ということですが、まずはセーフィー入社までのキャリアについて教えていただけますか?

藤木: 美大を卒業して広告代理店を目指して就活したのですが、どこにも受からず…(笑)先輩に誘われて制作会社に入りました。ちょうどソーシャルゲームが流行り出した時期で、当時は朝から晩までゲームキャラクターのイラストを描いていました。デザイナーというよりも完全にイラストレーターでしたね。ゲームのイラスト以外にもいろんな仕事をしたくて、様々な部署を回り、2年くらいで全部の部署を制覇しちゃって、会社を辞めました。正直、学べることがなくなったら、飽きてしまって(笑)。その後、深く考えず、フリーランスとして働いていた時に、3人がいた会社からのイラスト制作の話をいただきました。

──後にセーフィーの創業者となる佐渡島さん(CEO)、下崎さん(CTO)、森本さん(CTO)が在籍していた会社ですね。

藤木: はい。佐渡島さんが作っていたアプリ内のイラストを描く仕事です。顔認証の技術を使って、スマホで撮影した顔写真を動かしたり、表情を変えられたりするアプリのイラストを担当しました。外注イラストレーターとして仕事を受けていましたが、社内のデザイナーさんが私と同じ多摩美術大学の出身ということもあり、私のことを気に入ってくれて。正直に言うと最初はまったく興味が持てず「どう断ろうかな…」と悩んでいました(笑)。 でも、面接で佐渡島さんに「あなたの夢はなんですか?僕の夢は月にうどん屋さんをつくることだよ。」と言われて、「ちょっとおもしろい会社かもしれないな」と思って心変わりしたんです。その会社もベンチャーで、佐渡島さんだけでなく、ひとりひとりが夢を持ち、新しいビジネスの可能性を常に模索していて、そんなところに惹かれました。入社後は、下崎さんや森本さんとも、アプリを一緒につくったりしていました。その後、佐渡島さん、下崎さん、森本さんはセーフィーを立ち上げるために会社を辞めてしまうんですけど。

──そのまま3人とは一旦関係が切れてしまったんですか?

藤木: 3人がセーフィーを立ち上げてすぐ、「リリースとか発表会とか諸々忙しいから助けてくれ」と声をかけられました。最初のクラウドカメラがクラウドファンディングでリリースされるタイミングだったと思います。夜な夜な、セーフィーのオフィスに立ち寄って、発表会の資料やカメラのパッケージをデザインしていました。

藤木: それ以降もズルズルと仕事を手伝っているうちに、何となく入社することになったというのが経緯です(笑)。

 

どれだけアピールしても誰の目も留めることができない…そんな状況を変えたかった

──その頃の藤木さんは、どのような業務を担当していたのですか?

藤木: 当時は、私は開発(アプリのデザインや、UIデザイン、コーディング、仕様検討など)がメインの業務でした。

 

藤木: セーフィーのロゴは、私が入社する前に、山﨑理さんというデザイナーさんがデザインしてくれたものです。それをもとに、開発業務の合間にWebや製品パッケージ、広告、販促物のデザインをしていきました。これは私がひとりで働いていた時にデザインしたものを、記念にまとめて撮影した写真です。

藤木: ここまで色々と形にできたのは、創業メンバーはじめ、エンジニアさんや営業さん皆さんが協力してくれたからですね。

──ロゴもそうですが、セーフィーのWebデザインや製品パッケージは柔らかくて親しみやすい感じですよね。

藤木: そう言っていただけると嬉しいです! 実は創業すぐは、クラウドカメラはまだ誰も知らないような商材で、展示会に出ても、PRを打っても、興味を示してもらえない、売れない状況が長く続きました。

藤木: 参考にする競合製品もそもそも存在せず、とにかく興味を持ってもらう工夫が必要だと感じました。 通常は、競合他社や、類似製品を参考にデザインをすることが一般的だと思いますが、セーフィーの場合は、同業種のデザインをベンチマークするのではなく、異業種の見せ方を取り入れ、参考にしながら、面白さ、楽しさ、親しみやすさを取り入れるように意識しています。

 

私がいたソーシャルゲームの世界は面白く、可愛くないと売れない、ビジュアルにシビアな世界でした。その経験を生かして、無味無臭にサービスの性能を伝えるのではなく、ロゴの特徴や、サービスの合理性、社内にいるメンバーの皆さんの思いなどを込め、親しみやすく柔らかいイメージを打ち出してきたつもりです。

 

また、難しい技術的な説明も、なるべく易しく表現することを心がけてひとつひとつ、制作しています。 それと、佐渡島さんと話して大切にしてきたのは「リアリティ」ですね。 現場をなるべく知るために、電話を受けたり、導入事例取材に同行したり、良い素材がなければ手間を惜しまず自分で撮影したりしていました。

藤木: このビジョンムービーには、Safie社員の皆さんに演者として出ていただきました。また実際に活用されている様子が伝わるよう、お客様に現場の利用許可をいただき、完成したものです。 構成は、サービスに関わる中で得てきた知識や、創業者が描く未来などをヒアリングして考えています。

藤木: クリエイターの友人にも撮影からデザインまで関わってもらい、ずいぶん助けてもらってます。

──デザインだけでなく、キャッチコピーや文章なども作っているんですね。

藤木: ビジュアルと同じくらい、セーフィーにおいて文章のデザインは重要ですね。 技術系の専門用語は、そのままだと普通の人には難しすぎるけれど、あまり柔らかくすると、正しい仕様が伝わりません。 技術的に適切に伝えなければいけないところは、エンジニアさんや営業さんにも意見を聞きながら、誤解のない説明文を検討したり、逆に人の目を引くキャッチコピーは思い切るなど、毎回調整を重ねながら、文章ひとつひとつもバランスを探ってきたという感じです。

藤木: そういうものが積み重なってブランディングのようなものに見えていたら嬉しいんですけどね。

──クリエイティブディレクター兼アートディレクターみたいな感じで、幅広い仕事をされていたということですね。

藤木: かっこよく言えばそうなるのかもしれませんが、どちらかといえば雑用なんでもやります!の気持ちでした(笑)。 やはり、サービスや製品が良いものであることが一番ですし、当時はエンジニアさんや経営の考え方についていくのに必死でした。 ロジカルシンキングのスクールに通ったり、何冊も本を読んで、毎日なんとか乗り切っていたような日々でした。

藤木: これまでは、デザインの勉強だけしていれば良かったんですが、それだけでは乗り切れないことがたくさんありましたね。 この頃は、同僚にも、外の人にも本当にたくさん相談にのっていただき、そのおかげでなんとか今があると感謝しています。

デザインセンターができてチームで働くことの安心感や大切さを学んだ

──現在のセーフィーにはデザインセンターという部署があり、ディレクターやデザイナーの方々が在籍して、クリエイティブ領域の仕事に取り組まれているそうですが、デザインセンターも藤木さんが立ち上げたのでしょうか?

藤木: 正直なところ私は0から1を作るのは得意なのですが、組織をまとめるような仕事は向いていないもので…(笑)。 私の後に入社した経験豊富なディレクターさんが、組織としてのデザインセンターを立ち上げてくれています。 私自身はマーケティングや認知活動に絡むディレクションなど、新しいチャレンジをさせてもらっています。

──なるほど。それではデザインセンターの概要についてお聞きしてもいいですか? どのような人たちがいて、どのような業務をされているのでしょうか?

藤木: デザインセンターにはディレクター、デザイナー、フロントエンドエンジニア、コーダー、合わせて、現在12名のメンバーが在籍しています。 社内外リソースを駆使して、開発・WEBコミュニケーション・動画や印刷物などの制作の管理・監督業務などを作成し、ビジネス目的を達成するためにプロダクションを行うグループと、モバイルアプリやWebサイトなどの制作に特化したクリエイターのグループの2つがあり、それぞれが担当するクリエイティブ領域に特化して力を発揮しているといった感じです。

──200名規模の会社が自前の制作部門を持っているのは珍しいですよね。広告代理店や制作会社に任せてしまう会社も少なくないと思います。

藤木: 商材や商流についての理解の深いデザイナーが、内製で進める意義や必要性が大きい仕事が多いですね。 セーフィーのような技術力を強みとする会社では特に、社内にいないと掴めない”一次情報”をどうクリエイトするかで、企業やサービスの価値を大きく高める使命を抱えていると思います。

──デザイナーの方がセーフィーで働くことで得られる楽しさ、やりがい、メリットはどんなところにあると思いますか?

藤木: 私は3年間ほどひとりで働いていたので、デザインセンターが立ち上がってからは、チームで働くことの安心感や楽しさ、メンバーと協力して大きな成果をあげる大切さを学ばせてもらいました。 まずは、これから入られるデザイナーさんも、安心して入社できる環境だとお伝えしたいです。 また、創業時と比べたら、市場も大きくなり、これから私たちが仕掛けるひとつひとつのインパクトはどんどん大きくなると思います。 技術とデザインを掛け合わせて、社会の役に立ちたい!新しいチャレンジがしたい!と考えている方にとっては、おもしろい仕事ができる場所になると思います。

──まだまだ新しいチャレンジができる環境があるということですね。

藤木: そうですね。市場を切り開く…なんていうとちょっと大袈裟かもしれませんが、ずっと、「セーフィーはどうあるべきか」と同時に「クラウドカメラとは社会にとってどういう市場であると良いのか」という、市場自体の見え方を創る気持ちでデザインをしてきました。

藤木: 市場やサービスの成長変化を楽しめる人にとっては魅力的な会社だと思います。今のフェーズでは、何か一つおもしろい仕掛けをすれば、大きなインパクトを生み出せる可能性もありますからね。そういう意味では今の方が楽しいかもしれませんよ。

 

事業会社のデザイナーには、自分のミスを取り返すチャンスがある

──セーフィーに入社を希望するデザイナーさんの志望動機にはどのようなものが多いのでしょうか?

藤木: 最近は「事業会社で働きたい」という人が多い印象ですね。 受託で誰かの商品やサービスを作るのではなく、事業会社で自分たちの商品やサービスを作りたいという人が多いですね。これはデザイナーだけではなく、他の職種でも多い気がします。

──藤木さんご自身も受託の仕事を経験されたと思いますが、自社の商品を作る仕事と他社の商品を作る仕事では、やはり大きな違いがあるのでしょうか?

藤木: 事業会社の場合は、必ず自分のミスを自分で取り返すチャンスが巡ってくるんですよね。 100%自分の力を発揮できなかった〜!!!と悔しい思いをしても、それを改修できるチャンスが高い確率で巡ってきます。 私も周りから「執着の人」と言われたりして(笑)、そのチャンスを虎視淡々と狙っていたりします。 受託の場合は案件が終わったら手離れしてしまうので、ずっと育てていけるという点では事業会社の方がおもしろいのかもしれませんね。

──藤木さんは、これからどんなデザイナーの方に入ってもらいたいと思っていますか?

藤木: セーフィーは防犯カメラという軸を中心に、これから映像活用ソリューションとしても、サービスがものすごいスピードで四方八方に拡張していくと思います。 同業種はもちろん、社内外の他業種の方と広い視野を持って協力し、良いクリエイティブを一緒に目指せる人が嬉しいです。 私自身は「協調性がない」と言われがちなので、あまり大きなことは言えないのですが…(笑)。

──協調性とかチームワークって、みんな簡単に言いますけど結構難しいものですよね。

藤木: 難しいです(笑)。 でも、私が率先して協調性がなくてごめん〜!と言うのは、私よりも得意なメンバーが必ず居るからなんです。 セーフィーには「異才一体」というカルチャーがあります。私はこの「異才一体」の実現には、自分の不得意な分野を隠さず開示することが大切だと考えています。

藤木: 苦手で時間がかかってしまうこと、うまくできないことはなるべく先に伝える。そうすると、得意な人が助けてくれるのが、セーフィーの良いところですね。もちろん、それに甘えすぎてはいけないですが、得意な人と相談し、学ばせてもらって形をつくったほうが早いかなと。自分一人の頭で考えたことって、意外と大したことなくて役に立たないって、セーフィーに入って一番体感したことです(笑)。

 

私は自分も、メンバーも、得意なところを伸ばしてオンリーワンな人材になれたらGOOD!と思っているので、得意と不得意を無理なく埋め合えるチームが理想です。 協調性はこれからの伸びしろに、ほどほどに期待してもらいつつ(笑)、自分のデザイン力を活かし、また皆さんにも活かしてもらって、部署や会社を超え、もっともっと大きなことを成し遂げたいですね。

──最後になりますが、藤木さんがこれからセーフィーで成し遂げたいことについて教えてください。

藤木: 今、やっとセーフィーは創業当初に見据えていたサービスの実現に近づいているかな〜と思います。 実は、売上が全く立たなかった時期に、「クラウド録画型プラットフォームサービスって、かっこいいけど今は誰もわからないよ!まずはちゃんと防犯カメラとして勝負しよう」と、WEBサイトに「防犯カメラ」と半ば、えいや!で入れちゃいました。もちろん、議論はたくさん重ねましたが。

藤木: それから6年が経ち、ようやくセーフィーのサービスとクラウドカメラという製品も世の中の皆さんに知られてきて、私たちも防犯はもちろん、様々な解析サービスを搭載したり、企業と連携できる拡張性の高いプラットフォーム開発を淡々と進めてきた。やっと「賢くなるカメラのサービス」って言えるかなと。それができたら私も肩の荷が降りるかなあと思っています(笑)。

 

藤木: 一緒に新しい道を切り開きたい!というクリエイターさんは是非、いらしてください。

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