Safieプラットフォーム拡張の立役者。(組み込み)エンジニアにインタビュー!

Safieプラットフォーム拡張の立役者。(組み込み)エンジニアにインタビュー!

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下崎守朗
1978年生まれ 2003年東京大学情報理工学系研究科知能機械情報学修了(修士) 2003年ソニー木原研究所入社 2009年ザイオソフト株式会社入社 2013年モーションポートレート株式会社入社 2014年セーフィー株式会社創業

「Safie(セーフィー )プラットフォームの拡張」を目的に、組み込みソフトウェアを開発している、組み込みエンジニアチーム。チームを率いる下崎とメンバーの富田に、日々の業務内容から今後の展望、そして一緒に働きたい仲間に求めることなどを聞いてみました!

Safie(セーフィー )プラットフォームを拡張し続ける、組み込みチームの日常

まず、組み込みチームの業務内容について聞かせてください。具体的にどのようなことをしているチームなのでしょうか?

下崎:
Safie(セーフィー)対応カメラをつくるために必要な組み込みソフトウェアを開発しています。弊社の営業企画からの要望で、新規モデルの開発をすることもありますが、多くの場合はメーカーさんからの要望によって動いています。

 

Safieから、メーカーさんに提案することもあるのですか?

下崎:
もちろん、弊社からメーカーさんに対して「一緒にどうですか」と提案することもありますが、基本的にはメーカーさんの希望に沿う形で動いています。「こういうカメラが作りたい」とお願いされたら「一緒にやりましょう」、「次のモデルを作ろうと思っている」と言われたら、「こういう仕様にしましょう」と、彼らのハードウェアにどうやってSafieのソフトウェアを載せていくか、という上流から考えて開発をしています。

場合によっては、対象のカメラにSafie側で搭載したい機能が載せられないケースもあるのではないでしょうか?ハードウェアの仕様上、機能が制限されてしまうケースなど…。そういった際は、どうするのでしょうか?

下崎
もちろん、そうしたケースもあります。特に細かい仕様は、カメラの機能やスペックによって組み込めないこともありますから。しかし私たちの目的は、あくまでもSafieの導入事例を増やし、Safieのプラットフォームを広げること。それが実現できないのであれば、こちらからお断りするケースもありますね。

なぜ、Safieプラットフォームの拡張にこだわるのでしょうか?

下崎
できるだけ多くの映像データを集めるためです。Safieの事業の根幹は、セキュリティカメラのクラウドサービスではありません。創業時から目指しているのは、映像のプラットフォーム。ユーザーや事業者が自由にアクセスでき、映像を活用できる場所をつくりたいんです。一定規模以上のプラットフォームを構築するために、活用できるデータを集めています。

なるほど。Safieの導入事例を増やすことは、映像データの蓄積につながっているんですね。Safie対応のカメラを出すメーカーさんは、徐々に増えているのですか?

下崎
はい。もともとは
エルモさんとアクシス コミュニケーションズさんだけだったのですが、最近ではVIVOTEK(ビボテック)さんやTechNexion(テックネクシオン)さんからも、Safie対応機器を出していただいています。基本的に、「Safieに対応させたい」と言ってくださるメーカーさんであれば、企業を問わず大歓迎です。今は、パートナー先をどんどん増やしていきたいと考えています。

ハードウェアとの連携で、導入のボトルネックを解消。拡張を続けるSafieネットワーク

では、Safie(セーフィー )の導入先は着々と増えているのでしょうか?

下崎
確実に広がっています。以前は世の中のネットワークカメラのうち、99%がSafieに対応していませんでした。導入のボトルネックになっていたのが、配線の問題。カメラをSafieのネットワークに接続するためには配線が必要ですが、「屋外にSafieカメラを設置したい」と言われた場合、配線が引けないことも少なくありません。障害も起きやすいですし、物理的にも邪魔になる。その問題をクリアにするために、サカキコーポレーションさんのLTEルーターを導入したんです。

LTEルーターとは?

下崎
LTE回線を経由して、無線ネット接続ができるルーターです。ルーターは、カメラとSafieのネットワークをつなげるために必要なもの。LTEルーターを使えば、ネット配線なしでもSafieの導入ができると考えました。LTEルーターを活用するため、カメラ側にLTEの制御機能をつけたことで、ネット配線なしでもサービスを利用できるようになったんです。さらにこのSafie専用LTEルーターを使うことで、対応外のネットワークカメラでもSafieのサービスを利用できるようになりました。

対応外のカメラでも!フィールドが、かなり広がりそうですね。

下崎
工事現場や災害現場など、ネット配線が引けない場所にも導入が広がりました。基本的にLTEの電波が入る場所であれば、どこでも設置できるようになったので、Safieのネットワークはグッと広がりましたね。

 

ちなみにカメラを動かすとき、LTEルーターはどのように作用しているのですか?

下崎
カメラがSafie対応である場合と、そうでない場合とで、少し役割が違います。まずSafie対応カメラを使用する際には、カメラをリモートで管理するために機能します。カメラが動かなくなった場合に再起動させるのも、LTEルーターの役目ですね。
Safie対応外のカメラに使用する場合には、カメラが撮影した映像をSafieのネットワークにあげるために機能します。カメラは直接ネットワークにつながっていないので、撮影された映像はLTEルーターを経由し、Safieのネットワークにアップされるんです。

Safie対応外のカメラを使う場合、カメラとLTEルーターはセットで提供しているんですか?

下崎:
はい。そのサービスが「Safie GO」です。LTEルーター付の防犯カメラ・監視カメラの定額サービスになります。お客様に提供しているのはカメラが付いている白い箱なのですが、中身はLTEルーターとカメラとがセットになったものなんですよ。

他にも、Safie(セーフィー)のネットワークが大きく広がるきっかけとなったハードウェアとの連携はありますか?

冨田:
「セーフィーgateway(ゲートウェイ)」ですね。サカキさんのLTEルーターと一緒で、Safie対応外のカメラとつなげば、Safieのネットワークに映像をアップできます。なので、すでにカメラを設置しているお客様であれば、「セーフィーgateway」のご購入だけで、Safieのサービスを使うことができるんです。

既存のカメラが利用できるのは嬉しいですね。「セーフィーgateway」は、実際にどんなお客さんが導入しているのですか?

下崎:
1番大きいクライアントさんは、ライオンズマンションを経営している大京アステージさんです。ライオンズマンション7,000棟に、約2万台を導入する予定です。

 

なぜ他のSafie対応カメラではなく、「セーフィーgateway」を導入したのでしょう?

下崎:
ここにも、配線の問題があったんです。もともとあったカメラの配線が非常にアナログで。それを活用できず、新たにインターネット配線を引くとなると、壁に穴を開けるといった大掛かりな工事が必要でした。そこで「『セーフィーgateway』を導入し、既存のカメラをそのまま使いましょう」となったんです。

「セーフィーgateway」は、マンション事業者のようにすでに多数のカメラを設置している事業者と相性が良さそうですね。

下崎:
そうですね。実際に「うちも導入したい」と言ってくださるパートナーさんもいらっしゃいます。「セーフィーgateway」は、Safieプラットフォームを広げるために開発したので、目的は達成されていると思います。

 

変化の激しい環境で、常に挑戦できる人と働きたい

日々の業務が、Safieのプラットフォーム拡張にダイレクトにつながっているので、非常にやりがいを感じることができそうですね。下崎さんから見て、組み込みチームにはどんな文化がありますか?

 

下崎:
チームメンバーは3人しかいないのですが、みんなそれぞれ言いたいことを言う文化です。嫌なものは「嫌だ」と言うし、「それはダメだ」、「これは良い」と、はっきり意見が言える環境になっています。

 

 

冨田:
私は、「メンバーそれぞれが幅広い知識を持っている」と感じます。だから自分の担当外の分野に関する話でも、議論することが多いですね。入社後に一番驚いたことは、「変化の速さ」。朝出社したら新しい仕事がある状態で、予定していた仕事が流れることも少なくありません。スタートアップならではの先が見えない不安もありつつも、変化を楽しんで臨機応変に仕事ができています。

変化をダイレクトに感じることができるのは、スタートアップならではかもしれないですね。日々の変化の先にどのような未来を描いているのですか?

下崎:
将来的には、SafieのAPIを開放したいと思っています。iPhoneにおけるApp Storeのように、サードパーティーが自由に新機能を付け加えることができるようにしたいんです。ただ映像を見るためではなく、新たな機能がどんどん追加されて進化していく映像プラットフォームの構築が、Safie創立当時からの目標です。

 

目指す未来を実現させるために、今乗り越えなくてはならない課題はありますか?

冨田
チームのリソース不足です。対応機種が増えていたり、新しい取り組みがはじまったりと、業務の幅がどんどん広がっています。正直なところ、すべてに手が回らない状態です。

だから採用を強化していると。下崎さんは、どういう人に来てほしいですか?

下崎:
現状のチームにはない、専門性やスキルを持っている人に来てほしいですね。今まではカメラの設置台数増加を目標にしていたのですが、ここ最近で目標が変わりつつあります。今後はカメラの高機能化やネットワークの安定性など、既存サービスのブラッシュアップに注力していく予定です。チームの守備範囲を広げるためにも、多様な人材を揃えたいですね。

 

ピンポイントで必要としているスキルはありますか?

下崎
ひとつは画像認識技術です。カメラに画像認識技術を組み込む予定なので、専任できる人に入ってほしいと思っています。もうひとつが、ハードウェアの技術ですね。今まではメーカーさんありきで新規モデルの開発をしていましたが、今後は私たち主体で新しい端末をつくることも検討しています。なので、ハードウェアの仕様書が書ける人にも入ってほしいです。

新しく入社する人に対して、スキル以外のところで求めることはありますか?

下崎
挑戦するマインドを持った人を求めています。組み込みに失敗すると、カメラは動きません。しかし、カメラはお客さんのところにあるのですぐに直せない。そのときに諦めず、新しい機能を開発して改善を試みるなど、一歩踏み込んでいける人がいいですね。失敗したとしても、ちゃんと次に活かして前に進める人。そういう人に、ぜひ来てほしいと思います。

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