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デバイス・クラウド・アプリケーションをかけ合わせたプロダクト開発。幅広いお客様の課題を解決していきたい ─第2ビジネスユニット プロダクト部 プロダクトグループ グループリーダー 杉本秀樹

デバイス・クラウド・アプリケーションをかけ合わせたプロダクト開発。幅広いお客様の課題を解決していきたい ─第2ビジネスユニット プロダクト部 プロダクトグループ グループリーダー 杉本秀樹

  • Product manager

2022/05/12

第2ビジネスユニット プロダクト部 プロダクトグループ グループリーダー 杉本秀樹
大学では工学部電気電子工学科を専攻。新卒で大手エレクトロニクスメーカーグループの設計会社へ入社し、感熱プリンタや有機ELディスプレイの電気設計に従事。その後、大手光学機器メーカーへ転職し、産業用PCの電気設計リーダーや画像認識カメラ、IoTシステムの開発リーダー兼プロダクトマネージャーとして活躍。畜産業向けIoTシステム開発時の課題解決に「Safie GO(セーフィーゴー)」を活用し、ユーザーとしてセーフィーのプロダクトを体験する。2020年8月にセーフィーへ転職し、以降は「Safie Pocket2(セーフィー ポケット ツー)」や重機取付型セーフティカメラシステム「ドボレコJK(SX-DB200)」、Safieとクレーン用カメラの連携など、様々な開発プロジェクトでプロダクトマネージャーを担当。2021年12月の組織再編を機に、第2ビジネスユニットのプロダクト部 プロダクトグループのグループリーダーに就任。 (所属部門・役職はインタビュー時点のものです。)
前職時代にユーザーとして「Safie GO(セーフィーゴー)」を愛用していたという杉本さん。初期費用も安くて設置も簡単、いつでもどこでも映像を確認できる「Safie GO」の導入により、当時担当していたIoTシステムの開発効率は飛躍的に高まったそうです。そんな杉本さんは2020年にセーフィーへジョインし、「Safie Pocket2(セーフィー ポケット ツー)」をはじめとする様々な製品・サービスのプロダクトマネージャーとして活躍しています。今回のインタビューでは、前職での「Safie GO」の活用エピソードやセーフィーへの入社経緯、セーフィーのプロダクトマネージャーでなければ得られなかった仕事のやりがいや楽しさについて、じっくりお聞きしました。

前職時代に、遠く離れた牧場の映像を確認するために「Safie GO」を活用

──杉本さんのセーフィー入社以前のキャリアについて教えていただけますか?

杉本:
新卒で入社したエレクトロニクスメーカーで感熱プリンタや有機ELディスプレイの電気設計を担当し、エンジニアとしてのキャリアをスタートしました。その会社で5年ほど勤めた後、光学機器メーカーへ転職し、産業用PCのエレキ設計リーダーを経て、画像認識カメラやIoTシステムの開発リーダー兼プロダクトマネージャーを経験しました。光学機器メーカーには11年ほど在籍していましたが、畜産業向けIoTシステムの開発をしていた際の実証実験で「Safie GO(セーフィーゴー)」を活用したことが、セーフィーとの最初の出会いとなりました。

──最初はユーザーとしてセーフィーと出会ったのですね。前職の畜産業向けIoTシステムの開発では、どのように「Safie GO」を活用していたのでしょうか?

杉本:
前職では、畜産農家の皆さんが抱えていた課題を解決すべく、牛の首輪にセンサーを取り付けることで、多くの牛の体調変化を遠隔で一元的に管理・把握できるようなIoTシステムの開発を行っていました。
畜産農家の方は、何十、何百という数の牛を管理しています。牛たちの体調管理として、餌をあげながら牛舎の見回りをしているのですが、頭数が多いだけに一頭一頭の微妙な体調変化を見逃してしまうことも多く、知らぬ間に病気になったり死んでしまったりすることも珍しくないのです。
プロジェクトの実証実験フェーズでは、首輪のセンサーから得られたデータと実際の牛の行動を紐付けたデータセットの取得のために、牛舎に取り付けたカメラの映像を目視で確認する必要があったのですが、実験に協力いただいていた牧場の多くは、開発拠点のあった関東から遠く離れた北海道や九州に立地していました。私たちとしては最新の映像データを逐一確認したかったのですが、録画データを回収に行くだけでも泊りがけの出張が必要になるなど、非常に手間がかかっていたのです。

──毎回出張していたら出張費も膨らんでしまいますね。

杉本:
そうなんです。そこで何か良い方法はないだろうかと思案していたときにネット検索で「Safie GO」を見つけました。クラウドカメラである「Safie GO」を使えば、関東の開発拠点に居ながら遠くの牧場で録画した牛の映像を即座に確認できます。レンタル費用も安かったので、すんなり導入できました。

──実際に「Safie GO」を導入したことでIoTシステムの開発効率は上がったのでしょうか?

杉本:
自分の考えていたことが低コストでそのまま実現でき、出張頻度も減らすことができるなど、プロジェクトの開発効率は飛躍的に上がりました。最初は4台の設置からスタートし、最終的には複数の牧場に10数台の「Safie GO」を導入しました。しかし、残念ながらコロナ禍の影響などもあり、実用化できずにプロジェクトは収束してしまいました。

セーフィーのビジネスやプロダクトと自分のチャレンジしたいことが一致していた

──プロジェクト収束が転職のきっかけとなったのでしょうか?

杉本:
そうですね。私はもともとハードウェア開発に携わっていた期間が長いのですが、その当時から「新たな価値を生み出すにはハードウェアだけでは限界がある」と考えていました。そのため、畜産業向けIoTシステムではゼロベースからクラウド連携を意識した開発を進めていましたが、自身のノウハウがまったく足りていなかったと感じます。また、映像とクラウドを連携させるようなシステムを作るとなると相当な開発費用が掛かってしまいます。そのような新規事業を大企業で立ち上げるとなると、かなりの売上規模が見込めないとスタートを切ることも難しい状況でした。
大企業とは異なりスモールスタートの切りやすいベンチャー企業、さらに言えば他社に先行するクラウドのノウハウや製品・ソリューションを持っている企業で、デバイス・クラウド・アプリケーションをかけ合わせ、お客様に対してトータルで価値を提供できるようなプロダクト開発にチャレンジしたいと考え、転職を決意しました。

──ユーザーとして製品・サービスを知っていたことがセーフィーに応募するきっかけだったのでしょうか?

杉本:
そうですね。セーフィーのビジネスやプロダクトは私のやりたいこと、チャレンジしたいことが一致していたので元々興味を持っていました。転職活動を始めた頃にセーフィーのコーポレートサイトを確認したのですが、自分のキャリアを活かせるプロダクトマネージャーの求人はありませんでした。仕方がないので一旦セーフィーは諦め、AIと映像を絡めたタイプのサービスを開発しているベンチャー企業を中心にエントリーしていたのですが、あるとき転職エージェント経由でセーフィーがプロダクトマネージャーのポジションを募集していることを知り、すぐにエントリーしました。

──セーフィーの面接・選考で印象に残ったことはありますか?

杉本:
社長の佐渡島さんからは、セーフィーの「映像から未来をつくる」というビジョンを実現するために考えていることを聞きました。カメラによるクラウド録画サービスはデータを集めるための入口。その後に多くのアプリケーションを呼び込むことでプラットフォーム化を実現し、ビジネスを拡大していきたいと話していたことが印象に残っています。また、「将来的には電気・ガス・水道・セーフィーになる」と、映像がインフラになった世界でのセーフィーの立ち位置に関する話も聞かせてもらいました。いずれも非常に刺激を受け、自分もその世界観の実現に向けてチャレンジしたいと思ったことが入社の決め手になりました。
会社としてデバイス開発に注力していくフェーズにあるため、入社後はカメラを開発する際の企画・開発をお願いしたいと言われました。実際、私は入社後すぐに「Safie Pocket2(セーフィー ポケット ツー)」のプロダクトマネージャーとしてプロダクト開発の推進を任せてもらいました。

プロダクトの企画・開発からリリース後の成長拡大まで全工程に携わる

──セーフィー入社後は、どのような仕事を担当されてきたのでしょうか?

杉本:
ウェアラブルカメラである「Safie Pocket2」や重機取付型セーフティカメラシステム「ドボレコJK(SX-DB200)」、Safieとクレーン用カメラの連携など、デバイス系のプロダクトマネージャーとして、新規デバイスの企画提案やプロジェクトマネジメントを担当してきました。

──プロダクトマネージャーの仕事内容について教えていただけますか?

杉本:
一言で言えば、プロダクトに関わることを最初から最後まで、すべてやり切るのがプロダクトマネージャーの仕事です。具体的にお話しすると、まずは市場調査を行って「どのような製品を作るべきか」を考え、企画提案を行います。その提案に関して会社から承認が降りた後は、開発業務全般をマネジメントします。さらに開発と並行して、製品をお客様のもとに届けるための販売準備や社内オペレーション、サポート体制の構築を行います。製品リリース後は、お客様の声を聞きながら機能追加やサポート体制の拡充など、プロダクトがお客様にとってより使いやすくなるように改善を進めるなど、プロダクトの企画・開発・販売準備、リリース、その後の成長拡大までの全工程に携わることになります。
基本的には他社のプロダクトマネージャーの仕事と変わりませんが、セーフィーの会社規模がまだ小さく、私自身がエンジニア出身であることもあり、実際の開発工程にも深く関与しているという点で多少の違いがあるかもしれません。他の会社の場合、開発フェーズについては開発専任のリーダーに任せることが多く、プロダクトマネージャーは開発スケジュールや品質管理のマネジメントだけを行うのが一般的です。セーフィーでは開発の方にも入り込むことができ、プロダクトの全行程に携われているので非常にやりがいを感じています。

──杉本さんは第2ビジネスユニット(以下、BU2)のプロダクト部 プロダクトグループのグループリーダーですが、BU2のミッションや概要について簡単に教えていただけますか?

杉本:
3つのBUそれぞれが特定の業界に向けたソリューションを提供していますが、BU2は建設業界・製造業・インフラ・公共領域のお客様をターゲットとしています。BU2のプロダクト部は、工事現場での活用が進んでいるウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」の機能向上、LTE搭載クラウドカメラ「Safie GO」の後継機などの開発を進めています。

──セーフィー入社以降、様々なプロダクトの企画を手掛けられていますが、とくに印象に残っているものがあれば教えてください。

杉本:
各製品それぞれにドラマがあるのですが、一番思い入れが強いのはクレーンカメラのSafie連携ですね。クレーンの先端に取り付けたカメラで工事現場の状況を遠隔で確認できるようにするサービスですが、出荷が見込める台数が少なくビジネスとしてのポテンシャルが低いことで、一部のお客様からの要望はあったものの商品化の予定はありませんでした。
ただ、私としては、セーフィーが「お客様の工事現場の状況が一目でわかる映像」を押さえておくことで、将来のビジネス拡張やお客様への追加提案もしやすくなるはずだと考え、当時、会社のプロダクトロードマップ(製品開発計画)になかったクレーンカメラの製品化を提案したのです。結果的には私の提案が会社に受け入れられ、2021年4月に無事リリースできました。
クレーンカメラで撮影した映像権利は顧客企業に帰属しますが、工事に関する課題や困り事があれば、必要に応じて開示いただくことで課題や困り事をセーフィーと共有することが可能になります。セーフィとしても新たな提案をしやすくなりますし、お客様とそのようなコミュニケーションができる土壌を整えられたことにも大きな意味があると考えています。

セーフィー、優先LANに対応したクレーン用カメラの提供開始 建設・土木業界のオペレーション改善や生産性向上に貢献し”現場DX”を推進

「映像+α」のソリューションを実現するためのデバイス開発に挑戦する

──セーフィーでプロダクトマネージャーの仕事をするからこそ得ることができるやりがい・醍醐味はどこにあると考えていますか?

杉本:
前職や前々職では、お客様に対して「ここまでならデバイスで実現できます」というデバイス目線での提案しかできませんでしたが、セーフィーではデバイスだけにこだわることなく、デバイスとクラウド、さらにはアプリケーションを組み合わせたプロダクト開発ができるので、お客様への提案の幅が一気に広がったと感じます。セーフィーを除けば、現時点で映像データとクラウドを組み合わせたプロダクトを開発できている会社はほとんどないのではと思っています。お客様の課題やニーズに応じて、映像を中心とするトータルソリューションを生み出せることこそが、セーフィーでプロダクトマネージャーを担当する醍醐味だと思っています。

──今後、セーフィーで成し遂げたいことや実現したいことはありますか?

杉本:
自分が提供したプロダクトで笑顔になる人を増やしていきたいですね。そのためには、セーフィーの映像データを、もっと多くの人に、もっと便利に活用してもらえるように映像プラットフォームを進化させていく必要があります。私は、その鍵を握っているのはその映像データの入力部となるデバイスであると考えています。
現在、セーフィーのクラウドには映像データだけが集まってきていますが、人の位置情報、加速度情報、バイタルデータなど、映像データと映像以外のデータを紐付ける形で収集することで、さらにソリューションの幅を広げることができると考えています。たとえば映像データと位置情報、バイタルデータを組み合わせることで、工事現場で働く作業員の方々の熱中症を防いだり、危険な場所に差し掛かった際にアラートを出すなど、作業員の方が安心して作業できるように現場の安全管理をサポートするようなことが実現できると考えています。
カメラの機能強化に加えて様々なセンサーを搭載したデバイスを開発していくことで、そのような「映像+α」のソリューションを提案できるようなプロダクトを創り出していきたいです。

──最後にセーフィーに興味を持っている方へのメッセージをお願いします。

杉本:
今回の組織変更では、各BUに企画部門と開発部門が一緒になったプロダクト部が設置されました。そのことにより、今まで以上に一人ひとりが「自分ができること」だけではなく、「自分がやりたいこと」を提案し、周囲を巻き込みながらチャレンジできる環境が整ったと考えています。新しい領域や新しい課題に対して果敢に挑戦し、一緒にお客様に喜んでもらえるようなプロダクトを創り出していきたいので、もしセーフィーでやりたいことのイメージをお持ちであれば是非声を掛けていただきたいです!

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